行為の返報性で相手との関係を豊かに

2016年03月03日 10:45


心理学②「行為の返報性」

医師が対人関係において日常的に活用できる心理学的テクニックの一つとして「行為の返報性」を利用するというものがあります。
世の中では女性の多くがこのテクニックを駆使して男性を籠絡しているようなイメージがありますが、上手くつかうことでみなさんも対人関係をスムーズに進めて行く事ができるようになるでしょう。
それでは、行為の返報性について少しお話をしたいと思います。

誰かによくしてもらったらお返しをしたいと考える性質

まず、この行為の返報性というのは、人は誰かによくしてもらったら、よくしてくれた相手に何かお返しをしたいと考える性質を持っているということです。
この性質を利用して、相手の懐に飛び込もうとする人も少なくありません。
一つ例を挙げてみましょう。
例えば、ちょっとした知り合いが自分の誕生日を覚えていて、その日にとても素敵なプレゼントを受け取ったとしましょう。
そうすると、いつの間にか自分も相手に何かお返しをしなければ…と無意識に考えているもの。
よくしてもらったと感じれば、お返しをしたいと考えるのが割と一般的な心の動きのようです。
うまくいかない相手がいるとすれば、その人のために率先して何かしてあげる、というのが逆に功を奏する場合が出て来るということですね。
苦手だからといって敬遠するよりも、どんどんこのような形で前に出てみれば、逆に良好な関係になれるかもしれません。

ただ一つ問題を挙げるとすれば、この法則が全ての方に当てはまるわけではないということです。
誰かに何かをしてもらうことがあまりにも当たり前になっていて、感謝をすることが難しい人、このテクニックを意識して普段から行っているようなタイプの人には逆に利用されてしまうので、そこだけは気を付けてください。


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